3月22日にNHKで放送された甲子園特番はまるで民放の
某ア○トーーークのような出演陣である意味斬新でした
例のトーク番組でも「甲子園芸人」などで話題となり
「甲子園女子」
などと言われる女性ファンも増えたと思います
話題になるにつれて甲子園の入場者数も上昇傾向
常連のファンすらも話題となりあらゆる層のファンを増やしてきました
一方で加熱する高校野球ブームに警鐘を鳴らす声も・・・
そこで今回は≪長年甲子園を見続けて来た古参ファン≫として
【高校野球のどこがおもしろいのか・どんな見方が面白いのか】
という私見を述べさせていただきます!
もちろん異論は認めます!!
ドラマは常にそこで起きているということを知る
「9回2アウトからまさかのドラマが・・・?!」
「逆転に次ぐ逆転 ドラマの結末やいかに!」
よく見る謳い文句です
春のセンバツ甲子園はよく接戦になりやすい、投手戦が多くドラマチックで通好みの試合展開が多いと言われます
もちろん私も例にもれずそういったドラマチックな展開で胸が熱くなり涙するタイプの人間です
しかし昨今、観客のマナーが疑問視されるようになってきました
・強豪校に無名の公立高校が勝つ姿を見たい
・大逆転サヨナラゲームこそ甲子園の醍醐味
・敬遠や細かい野球は高校生らしくない!正々堂々真っ向勝負!
時にこういった意見や雰囲気が球場全体を包み、そして試合を左右することすらあるそうです
例えばサヨナラの場面で、過度な手拍子や声援は控えましょう
勝つほうも 負けるほうも 高校生です
ドラマチックな展開は本当に魅力的ですが、少しだけ考えてほしいのです
この甲子園という舞台に出場している、それだけでもうドラマは完成しています
例えば
9回2アウトランナーなし9点差負けの状態で地方大会から出場のない選手が代打で登場
いわゆる「思い出代打」と言われます
しかしたとえばどうでしょう
その選手は
約4000校ある高校野球連盟加盟校の中の
約16万人いる硬式野球部員の
その中で選ばれしたった一人の存在なのです
チームによって差はありますが時に100人以上いる野球部員同士の戦いに勝ち抜き
そこに立っています
その10数年間の彼の人生にドラマが無いはずがありません
そこで起きる一瞬の勝敗や成果はただの結果であり
甲子園は高校生たちの「学習発表会」にすぎません
過度に期待するのも、させるのも酷というものではないでしょうか
一つ誤解の無いように申し上げますがわたしは
甲子園大会不要論
や
甲子園球場ドーム化論
それから
野球留学禁止論
などの極論は好みません
どうにか安全にこのままの盛り上がりで
今の甲子園が続いてくれたらいいと思っている保守派でございます(サドンデスどうなることやら・・・)
ただビジネス的な流れが好きでなく
このままでは甲子園が野球のすそ野を狭めるのではないかと心配をしているだけです
いつまでも私たちの大好きな甲子園を
高校生のあこがれの甲子園を
ずっとみていられるように
わたしたち大人たちのあり方が問われていると思います
まとめ
本当はまだまだ書き足りないのですが・・・
純粋に高校野球、楽しみましょう♪
ご覧いただきありがとうございました!