巨人の上原浩治選手(43)が自由契約となりました
本人のブログで正式に公表されたものです→上原浩治 オフィシャル
ブログの中で上原選手は「円満な自由契約」であり「(巨人を含めた)12球団どこでもオッケー」
であると述べています
これはいったいどういうことなのか
自由契約と解雇の違いについて解説します!
日本のプロ野球選手は自分の意志で移籍交渉をできない
日本プロ野球機構に属する選手は、球団に所属した状態では
他球団への移籍交渉を自分で行うことはできません
基本的に球団同士の話し合いで移籍が決定します
理由としては「日本プロ野球連盟」に就職している状態で
球団はあくまで「総務部・経理部…」のような所属部署扱いになるのです
なので一般企業のような「転職活動」はできないのです
ちなみにプロ野球選手会のホームページで細かな移籍にまつわるルールが確認できるので
興味がある方はご確認ください(^^)/
この制度の中にあって唯一の例外がフリーエージェント(FA)権です
一定の条件を満たした選手が権利行使を宣言することで
移籍交渉や金銭交渉を幅広く進めることができるようになります!
活躍している選手が自分の評価を確かめるために宣言することもあり
主力級の選手が対象となった場合には大きな注目を集めます。

わかりやすくするために「プロ野球に就職」と書きましたが
プロ野球選手の実情は「個人事業主」です
ですから高校卒業してのプロ入りって
高卒で起業するようなものなんです!
一年目のプロ選手には税理士さんをつけてもらえるらしいのですが
そういう面も含めて厳しい世界ですよね!
今後の選択肢はまさに「自由」巨人復帰の可能性も?
さて上原選手ですが
43歳という年齢の選手が膝の手術を行って
来シーズンを投げられるかどうかわからない状況
本人のおっしゃる通り、球団として契約を更新しないのは妥当な判断でしょう
要するに単なる解雇…というのも少し違うと思います
上原選手は巨人出身選手でアメリカ大リーグで活躍した偉大な選手です
その活躍を、あるいはその経験を欲している球団はあると思うのです
しかし現状選手として登板可能かどうかが不明な状況…
この状態で仮に
巨人が「温情」で契約を続け、リハビリをサポートしたならば
上原選手個人の選択の幅が狭まってしまうのではないでしょうか
たとえば独立リーグでプレーするとか
アジアのチームでリハビリしながらコーチを務めるとか
ですから私は上原選手本人の言う「確執なし」というのは本当だと思います
もともと素直な人ですし
それに、彼には雑草魂がある!
必ず復活のビジョンを描いているはずです(^_-)-☆
まとめ:上原選手の現役続行を期待します
今回は上原選手の「自由契約」について取り上げました!
様々な憶測が飛び交うのも仕方がないことだとは思いますが
一野球ファンとして、偉大な選手の引き際・進退・選択
そのすべてを尊重したいと思います!!
私自身彼のストレートをまた見たいという気持ちがあるからです!
今後のリハビリと活躍を期待したいですね(^^)/