アメリカ大リーグのカブスからFA(フリーエージェント)となっている上原浩治選手は
20日、元巨人で同僚だった鈴木尚広選手と合同で「野球教室」のイベントを開催
今後移籍先と進退について言及した
”「野球が好きなんで、もう1年やりたいんです。今年契約があったら、ほぼ90%以上の確率で辞めるつもりです」”
”「10年10年の節目で終わるのが一番きれい」”
昨シーズンも中継ぎとして活躍
49試合登板
3勝4敗2セーブ
14ホールド
防御率3・98
抜群の成績・・・とは言えないが
貴重な中継ぎ要因として興味を示す球団は複数あるようだが、いまだチーム確定までは至っていないようだ
キャンプインを控え、いよいよ大詰めの協議となっている様子も示唆した
雑草魂
上原浩治といえばなんといっても巨人のエース時代が思い起こされる
座右の銘は”雑草魂”
近い年代に華々しい活躍で人気もある慶応大学出身の”ウルフ”高橋がいる一方
大学受験で失敗し1年留年
留年期間中は夜間のアルバイトをしながら必死で勉強とトレーニングに明け暮れる日々
そして1年後、入学のときには球速が146kまでアップしていたそうだ
そして国際大会でも活躍し、ドラフトの時には松坂と並び目玉として注目された
当時のシステムで逆指名で巨人を選んだ形だが、その実巨人に進むことは本人相当悩んでのことだったという
いわく、メジャーからも声がかかっており本人の希望はそちらだった
だが当時は日本球界を経ずにメジャーに行く前例も少なく
なにより父が熱烈な巨人ファンでもあり
大学二年のころからめをかけてくれた球団である巨人に最終的に義理立てした形だった
入団会見では「まだメジャーでやる自信がなかったので」と語ったという
その後の活躍は目覚ましかったが、やはり人気者の良伸との対比もあり
そのプレースタイルもワイルドで
一部ファンには人気もあり
いつしか絶対的エースのポジションに上り詰めていった
本人の進学→プロの経緯も
”雑草魂”
そのプレースタイルも
”雑草魂”そのもの
そしてメジャーへ・・・
先発にこだわらず
常に活躍の道を模索
ファンに覚えてもらうために行ったのが
ひげをはやすこと
気が付いたらもじゃもじゃのひげを蓄えワイルドすぎる見た目に・・・
そうして中継ぎとして活躍することで必要とされ、どんな場面でも登板する
”雑草魂”
で過ごした9年間のメジャー生活
あと1年をどこで、どのようにすごすのか
私は1ファンとして最後までしっかり見届けたいと、そう思っている
最後にワイルド上原のお写真を・・・

ご覧いただきありがとうございました