この度長い不妊治療を経て妊娠が発覚したぱちこです。
つわりの合間に備忘録として体験談を書いてまいります。
不妊治療の最中には日々の治療に一生懸命でなかなか集めづらい情報を実体験をもとにお届けします。
- 母子手帳はいつ、どこで、どうやってもらうの?
- 母子手帳ケースって必要なの?
- 福岡市のルールってある?
不妊治療クリニックで検査の末妊娠判定され、心拍が確認出来たら産院への紹介状をもらえます。
大抵の場合産院への初診を済ませた後に「次回までに母子手帳をもらってくるように」との指示があるので、この時に渡される書類を地域の保健所に提出すると母子手帳をもらえます。
必要書類は以下の通りです。
- マイナンバーカード(または通知番号)
- 本人確認書類(マイナンバーカードが無い場合)
- 妊娠届出書(産院にて発行)
福岡市/妊娠の届け出と母子健康手帳の交付についてより抜粋しました。
妊娠が発覚したらすぐに母子手帳が欲しくなりますが、あわてず産院の指示が出るまで待ってから手続きしましょう。
母子手帳って何?専用ケースって必要?
そもそも母子手帳とは母子健康手帳のことで母と子供の妊娠中~乳幼児期の生育過程を管理するためのものです。
妊娠中のものというイメージを持つ方も多いと思いますが、実は出産後の母子の健康管理やワクチン接種、子供の病気履歴の管理などに多くのページを割いています。
そして母子手帳といえばケース
本当に必要なのか?と私は疑問に思っていましたが、結論として必要です。
母子手帳ケースが必要な理由
母子手帳ケースが必要だと思った理由が以下の通りです。
- 妊婦検診受診券といっしょに持ち運ぶため
- 産院からの資料がある場合も
- 長い付き合いになる手帳なので
一番の理由は福岡市やその他の一部地域でも発行される妊婦検診受診券という分厚いチケットを持ち歩かなくてはいけないことです。
これは複写式になっていて必要な時に記入して病院に提出します。
それによりエコー料金が無料になったりするものなのでなくしたり忘れたりすることは厳禁なのです。
さらに私のかかっている産院では独自のツールを渡されて助産師との面談で都度使用するといわれました。
これもなかなか分厚くて存在感あります。
とこういった具合で病院に行く際の必要書類をひとまとめにしておくことで忘れ物を防げる効果があります。
ですからこのような母子手帳ケースを用意することをおススメします。
もちろん専用のものにこだわる必要はありませんが、通帳より大きい手帳などの冊子を複数入れられるバッグインバッグを探す手間を考えるとおとなしく母子手帳ケースで気に入るデザインを探した方がよさそうです。
急な体調不良の際も安心
また、妊娠中は何かとトラブルが起き勝ちです。
たとえば急な出血で慌てて病院に行くことになったとしても、母子手帳やその他診察券など必要書類をまとめておけば安心です。
特に安定期以降のトラブル対策にもなるので、気に入ったデザインや機能を備えた母子手帳ケースを用意しておくことは大切です。
福岡市の母子手帳サイズはB6(18.2×12.8)
尚、母子手帳のサイズは各自治体によって異なります。
福岡市の場合はB6サイズで厚さは1センチほどです。
母子手帳ケースを探す際の参考にされてください。
ジェラートピケの手帳ケース はとても人気で贈り物でもよろこばれますね。
ちなみに私はたまごクラブの付録です!
理由は双子で荷物が倍なので大容量で軽い素材がちょうどよかったからです。
福岡市の妊婦検診は無料ではなく助成券式
妊婦検診の仕組みは市町村によって大きく異なります。
お住いの地域のルールを確認しましょう。
福岡市はすべてが無料になるわけではないようです。
超音波によるエコー検査費用を助成してくれるチケットを渡されます。
少々荷物になりますが母子手帳とまとめて持ち歩き忘れないようにしましょう。
妊娠中の相談窓口は病院と保健所(保健師)
以上母子手帳についてまとめました。
最後に「母子手帳もらうだけなのにわざわざ保健所に行きたくない」という感覚を持たれた方にお伝えします。
私もはじめその考えでしたが、保健所で手続きしたときにその認識は変わりました。
母子手帳をもらうと同時に地域の保健師とつながることができるのです。
例えばつわりで悩んだり、育児につまづいたりしたときに顔見知りの保健師であれば相談しやすいと思いませんか?
私の場合は面談で細かく状況を共有した後、後日住まいの担当者から電話で連絡をもらいました。
今後も折に触れて声をかけてくれる仕組みのようです。
子育てとは一人ではできない。地域のケースワーカーや保健師など無料で頼れるところは沢山あるからつながりを持っておくといいよ。
これは先輩ママから教わったことなのですが、本当にそうだなと感じました。
妊娠初期、つわりのひどい中直接出向くことは大変かもしれませんが、地域とつながるきっかけになる大切な営みなのかもしれませんね。
もちろん体調的に無理な場合は家族に代理で行ってもらうことも重要で、保健所側に「サポートしてくれる家族の話を聞ける」という貴重な機会ですからひけめに感じることは無いでしょう。
お互い無理せず、子供の健やかな成長を願いつつ必要な準備をすすめていきましょうね。