こんにちは!
主婦ブロガーのぱちこです
皆さんのご家庭にもある「アイロン」
ワイシャツのしわを伸ばす、あれです
私は家電アドバイザーの資格をもっていて
店頭でお客様にアイロンを案内することがあります
最新の家電製品はどれも魅力的!
軽くて便利な商品を紹介していると自分もついつい欲しくなっちゃうのが家電屋さんあるあるなのですが…
実はうちのアイロンは17年使っているベテランなんです
確かに私も同じ考えです!
古い商品を使うことのデメリットをご存知ですか?
そこで今回はうちのコードレススチームアイロンを取り上げつつ
家電の耐用年数とそれを超えて使った場合の注意点をまとめました!
ナショナル(現パナソニック)のコードレスアイロン

我が家のスチームアイロン
ナショナル NI-L62 (2002年製)

ちっとも壊れてないしバリバリ現役です♪
スチームが出なくなって7年くらい経つけどぜーんぜん平気!!
今日も主人のワイシャツにせっせとアイロンがけしています
スチームが出ない代わりに百円均一で購入した霧吹きでしわ伸ばしします


ちなみにうちの子は当然ながら生産終了しているモデルで
後輩はこの子だと思いますPanasonic NI-CL310-A(ブルー)
コードレススチームアイロンの耐用年数は?
さて真面目に話を進めましょう
家電アドバイザーの目線で話をしますと
我が家のアイロンはとっくの昔に耐用年数を過ぎています
このことはメーカーの定める部品保有期間が目安となります
これによるとPanasonicのアイロンの部品保有期限は5年
つまり今私の持っているアイロンが壊れても
補修用の部品がないため修理できないということです
それでもメーカーに出してみてほしいというお客様をよく見かけますが
残念ながら保有部品がない商品を、メーカー修理センターで扱うことはないです
理由は
- サポート期間が終了している
- 開梱して万が一破損しても原状復帰する方法がない
どうしても直して使いたい場合は自力でどうにかするか、町の電気屋さんに泣きつくしかないのです(断られるとは思いますが…)
さらに熱器具の寿命はだいたい5~7年といわれており
5年前後で壊れた…というのはそもそもそういう仕様なのです
うちのアイロンの場合は10年オーバーなのでいうまでもないですが…
昔の日本のものは特に長持ちしていたので、今でもその感覚だとがっかりしてしまいますよね
少し前の話になりますが、日本製の家電製品は東南アジアで大活躍しているというテレビ番組を見たことがあります
例えばまだ動くけど買い替えられた洗濯機などが東南アジアに出回って大変重宝されているという話でした
現在メイドインジャパンは少なくなりましたが、昔の日本のモノづくりってすごかったんですね
耐用年数を過ぎた家電製品を使う上での注意点
ここで大切なことが一つあります
耐用年数を過ぎた = 買い替えなくてはいけない
ではなくて
耐用年数を過ぎた = 気を付けて使おう
皆さんにもこの考えをもっていただきたいのです
我が家のアイロンはスチームが出ないだけなので根本的故障はないですが
たとえば…
- 異常に熱くなる
- 煙が出てきた
- 異音がする
- 今までしなかったにおいがする
このような異変があったらすぐに使用をやめましょう
利用年数の浅い商品だったとしてももちろん使用をやめるべきサインではありますが
特に耐用年数を過ぎて使用している人は
その商品にいつ・なにが起きてもおかしくないという自覚をもって使用する必要があります
ですから使う前と使った後に必ずチェックして、今日も異常なく使えていることを確認するとよいと思います
特にアイロン・電子レンジ・電気ケトル(ポット)・電気ストーブなどは注意が必要です
これらは電力消費量が高く一度に1000ワット以上の電力を消費しますから、少しの不具合で火事や事故の原因になる可能性があります
さらに扇風機、洗濯機などの製品は長期使用製品表示制度の指定商品になっていて、定期的な点検などが必要です
まだ使えるからと言って油断せず、買い替えることも視野に入れてはいかがでしょうか
まとめ
今回は我が家のスチームアイロンを取り上げつつ
家電製品を長期間使うことのメリット・デメリットをご紹介しました
ちなみにうちのアイロンは母の形見であり、全く買い替える気持ちはありませんが
それでもいつか壊れて使えなくるはずです
その時が来る、必ず来ると覚悟しながら
古い製品を使っている「責任」をもって、大切に使っていきたいと思っています
皆さんもぜひ一度この機会に家庭の電化製品の製造年月日をチェックしてはいかがでしょうか
本日もご覧いただきありがとうございました