我が家の冷蔵庫が故障しました。
仕事から帰宅し、夕飯を食べ終えた後冷凍庫を開けると
冷凍庫の氷が解け始めており
その翌日、一日の仕事を終えて家に帰ってみると
朝は冷えていた冷蔵室もほぼ常温になりつつありました…
ちなみにうちの冷蔵庫はこちらです↓
AQUA 2016年製 270ℓクラス冷蔵庫
購入したのは2016年12月です。
近くの家電量販店で新品を購入しました。
我が家の間取りでは搬入可能上限に近く、冷蔵庫の上に電子レンジを載せることができる最大の大きさの冷蔵庫で、初めは小さく感じましたが今では二人暮らしにちょうど良く気に入っています。
機能もシンプルで使いやすくおススメです…が、壊れました。
どうやらあたりを引いてしまったようです。
購入して1年経たず冷えなくなってしまいました。
今回は我が家の冷蔵庫が一切「冷えなく」なってから修理が到着するまでの24時間の行動を時系列で整理してお伝えいたします!
これであなたのお宅の冷蔵庫が壊れても慌てずにすむ…かも!?
①異変の予兆~故障確定まで(0~1時間)
まず何より大切なのは「あれ、おかしいかな?」と思っても慌てないことです。
我が家の場合は夜の段階で冷凍庫の中が溶け始めていることに気づきました。
しかしこの症状、冷凍室のドアの閉め忘れの場合でも起こる場合があります。
この時私は以下の理由からいったん様子を見ることにしました。
- 夜間でメーカー修理が閉まっていること
- 冷蔵室は冷えていた為、閉め忘れによる一時的な症状の可能性を考慮
誤解のないようにこれだけは必ずお伝えしたいのですが、おかしいと思ったタイミングですぐに家電量販店に連絡するのが正しい対応だということです。
では私はなぜそれをしなかったのか。
私が帰宅して症状を確認したのは19時を大きく回った頃でした。
このような時間ではメーカーサポートも営業終了しています。
このような場合慌てても仕方がないので、みなさんも仕事終わりに冷蔵庫の異変を感じたら
翌朝速やかに行動に移せるように時系列で症状をまとめることをおススメします。
ちなみに修理の相談は購入店舗に連絡するのが理想ですが、中古購入品やネットでの購入品でも、お近くの家電量販店に相談可能です。
この時も慌てないことがとても大切で、しっかりと「そちらで購入したわけではないのですが…」と断ったうえで、あくまで「相談」としてアドバイスを求めてください。
家電量販店側としては未来のお客様からの問い合わせです。
症状に合わせたアドバイスをもらえるはずなので、遠慮なく頼って大丈夫ですよ。
②故障確定!各種保障確認~食材管理(1~3時間経過)
しばらくおいても冷凍庫の冷気はもどらず、冷蔵庫にも不穏な湿気が充満してきました。
こうなっては時間との戦いなので急いで購入店舗に連絡して出張修理を手配してもらいましょう。
この時に準備するべきものは以下の通りです。
- 購入時の保証書
- 購入者情報(名前、電話番号、配送設置先住所など)
- 1が手元にない場合は本体の型式
冷蔵庫の場合本体型式は冷蔵室を開けた扉の内側。
ちょうど飲み物を入れたりするポケットのあたりにラベルが貼ってあり、型式や製造年月日など必要な情報が記載されています。
保証書が見つからなくても最低2、3の情報があれば修理の手配は可能なので必ず調べてから連絡しましょう。
補足ですが冷蔵庫の故障の場合修理に来るのは、保証期間の有無にかかわらず
メーカーから委託を受けた修理業者が訪問します。
ではメーカーに直接連絡した方が良いのでは?と思われるでしょうが実はそうもいきません。
直接メーカーのカスタマーセンターに連絡するとなかなかつながらない上に保証期間のトラブルを避けるために購入店舗に連絡するように促されてしまいます。
順当な手順は以下の通り
- 購入者(ユーザー)から家電量販店に連絡
- 家電量販店からメーカーに出張修理依頼
- メーカーが依頼を受けて購入者(ユーザー)に連絡
- 最短翌日以降訪問、出張修理
尚、メーカー修理センターは家電量販店の営業時間より早く閉まることが多いです。
家電量販店の一般的な営業終了時間が20~21時なのに対し、
メーカー修理センターは17~18時には受付終了しています。
ですから家電量販店に電話をして「今すぐ何とかしろーーー!!」と言いたい気持ちはわかりますが、20時ごろに電気屋さんを怒鳴りつけてもどうすることもできません。
夜遅くに家電量販店ができることは自社のツールで修理受付を済ませ、翌日分の修理受付の「予約」をメーカー修理センターにかけておくことだけです。
夜間受付の場合、メーカーの混み具合によりますが翌日の午前中のうちにはメーカー、もしくは修理業者からあなたに直接連絡が来るでしょう。
あせらず連絡を待ちましょう。
余談ではありますが13時ごろまでに連絡が無い場合は何かの手違いの可能性がありますので、修理を依頼した家電量販店に確認の連絡を入れてみてもいいかもしれませんね。
修理前までに中身は取り出しておこう
さて無事に修理の依頼が完了したらあとは待つしかありません。
次は壊れた冷蔵庫の中身と向き合います。
痛んで食べられなくなる前に選別して調理するなり、対策を取らなくてはいけません。
目安としては冷蔵庫の中が湿気に満ち溢れ、むわっとしていたらほとんどアウトだと思ってください。
ただまだほんのり冷たく感じられたなら、食材の様子を確認して素早く調理することをお勧めいたします(自己責任ですが)
我が家の冷蔵庫は買い物前でしたので以下のラインナップ。
- 冷凍豚肉300グラム
- 合いびき肉冷凍200グラム
- ウィンナー、ハム、ベーコンなど
急を要する食材はこの程度なのでその日のうちに使い切ることにしました。
肉祭りです!!
量が多い場合はクーラーボックスなどで保管を試みてもよいと思いますが、どのみち修理完了してもすぐに冷蔵庫が使えるわけではないので、思い切って食べられるうちに消費した方が賢明です。
さらに、その日のうちに使い切れないものはいつまでも冷蔵庫に入れておかないで、思い切って捨ててしまってください。
冷風の出なくなった冷蔵庫は真夏の脱衣所並みの湿度です。
そもそも冷蔵庫というのはエアコンでキンキンに冷えた状態なのです。
夏場にエアコンが壊れた部屋を閉め切っていたら、湿度でむせ返るのは目に見えて明らかですよね?
ですから調味料など含めて冷えない冷蔵室から出しておいた方が無難でしょう。
③修理日程調整~業者訪問(15~24時間経過まで)
さて、全体が冷えなくなってから約15時間が過ぎたころ。
昨夜閉店間際の家電量販店に連絡した私はメーカーからの連絡を待っていました。
時間は朝10:35
見知らぬ携帯番号からの着信でしたが迷わず出ました。
そう、修理の業者さんからの日程調整の電話です。
ちなみにこのタイミングでの連絡は考えられる最速に近い!
スピーディな対応に感謝いたします。
しかもありがたいことに本来18:30までの訪問時間だったのに私の仕事の都合を伝えると融通してくれて、当日19時に訪問してくれることになりました。
遅れるわけにはいかないので必死に仕事を切り上げてダッシュで帰宅!
なんとか約束の時間に間に合いました…ここでちょうど24時間が経過したことになります。
もし修理可能な状態であればここで修理完了です。
しかし残念なことに我が家の冷蔵庫はコンプレッサー、人間でいうところの心臓が故障していて手の施しようがありませんでした。
部品交換にも時間を要するため、今回はメーカーさんが新品の冷蔵庫と交換してくれることになりました。
入荷に2~3日かかるのはつらいですが正確な対応感謝しています。
コンプレッサーは保証期間が長い部品
ところで今回はメーカー保証1年以内なので当然本体交換でしたが、そもそもコンプレッサーは他の箇所よりも保証期間が長く設定されています。
例えば1年以上経過していて家電量販店の追加保障に入っていない状態でも、コンプレッサーが故障の原因の場合無償修理の対象になる場合があります。
もしご自分の冷蔵庫が故障した場合、メーカーさんとの交渉材料になるかもしれません。
万が一の場合の参考にされてください。
結論:壊れても慌てない
電化製品は遅かれ早かれ故障がつきものです。
最近では販売店独自の修理保証も充実していますが、あくまで費用負担が無いというだけで修理になる場合の流れは常に同じです。
ただ、保障の内容によっては部品代が実費になる場合もあります。
例えば今回故障したコンプレッサーなどはメーカー保証も長い部品ですが、それが終わると家電販売店の保証ではまかなえない場合が多く、その修理代金は高額でおおむね3~5万見たほうが良いでしょう。
ですから万が一有料の場合にそなえて
- 修理する上限金額
- 買い替える場合の予算上限
を事前に決めておくことでスムーズな修理、および買い替えが実現します。
(値段が出てからの家族会議は大きな時間ロスです)
みなさんも私の経験を踏まえて、ぜひ有事の際にも慌てず
気持ちの良い修理ができるように心がけましょう!
長文ご覧いただきありがとうございました。
《追記》
無事修理…というか製品交換対応終わりました!
なんとメーカーセールスさんが頑張ってくれたらしく
故障連絡から48時間以内に新製品(今年の型式)に交換してもらえました
もう大満足!!
海外メーカーだから対応が不安…と思うかもしれませんが
私のうちを担当してくれたサービスの方はとても親切で気持ちのよい対応でした!
スピーディーな対応でハイアールアクアの私の中での評価がぐんと上がりましたよ。